フォルクスワーゲン・ゴルフR32
R32っていう化け物みたいなゴルフです。(笑)
限定だって言うんでディーラーに行ってみたら，日本に残り黒とシルバー1台ずつしかありません！と言われて(本当か～？)，買わない訳にはいかないでしょ…となって買っちゃいました。(爆) (またまた物質主義の衝動買い)(笑)
ゴルフ4ももうモデル末期でしたが，ゴルフ5にもR32が設定されるかどうか分かりませんでしたので…。
結局，次の年もゴルフ4のR32が出て，ゴルフ5にもR32はあって，Rラインが普通になっていくのでした。(嘘つき～！)(怒)
32の名前通り，3200㏄のV6エンジンを積んだ特別なゴルフです。
日本では，この年は3ドアの左ハンドルのみ，翌年は5ドアの右ハンドルのみのリリースでした。
1.5トンを切る車重に241PSの3200㏄のエンジンを6速マニュアルミッションで操るんですから，面白くない訳がありません。
控えめなスポイラーと左右2本出しのマフラー，細かい点ではヘッドライト内のウィンカーが上下2つ点く点が，他のゴルフとの違いです。
車内で目を引くのは，ケーニッヒ製のバケットシートです。
乗り降りはしずらいですが，それはバケットシートの宿命ですので仕方ありません。
このシートのおかげで，スポーツ走行はもちろん，普通に走る場合でも，長距離を楽に疲れず楽しむことができるのです。
座面の長さがしっかりありますので，膝の後ろまできちんと支えられるところは，レカロなどでもそうですが，疲れないために必須ですね。
シートの良さは，日本車には決して真似のできないところです。
エンジンをかければ，ブォーという迫力のあるエンジン音で，他のゴルフとは全く異なる車であることは，だれの目にも(耳にも？)明らかです。
重めのクラッチを踏んで，ギアをローに入れて走り出せば，他のゴルフとは本当に違うんだと言うことをドライバーもパッセンジャーも体全体で感じることになります。
うゎっ，すんげー！となりますので…。(笑)
ゴルフ3にはVR6っていう2800㏄のV6エンジン積んだ車がありましたが，VR6はスポーツカーではなく，ただのゴルフの1バリエーションで，味付けもラグジュアリーカーでしたので，R32とは全く性格が異なります。
R32は，やっぱり「特別」な存在ですね。
こんなキーホルダーが付いてきたりして，オーナーの満足度を高めてくれたりもします。
この3ドア左ハンドルのR32は，翌年5ドア右ハンドルが出た後でプレミア価格になりました。
やっぱり，こういう特別な車は左ハンドルで乗るのが正解ですよね。
特にマニュアル車の場合は，絶対に左ハンドルがベストと言い切れます！
BMWの318iSなんかでもそうですね。
