BMW 320i (E90)


BMWの記事が少ないですが,実は私,古くは2002の時代からBMWに乗ってまして,BMWは3シリーズから7シリーズまで大小様々乗ってきております。

BMWはオートバイも何台も所有してきましたので,BMW好きと言っても過言ではありません。

なぜか友人たちからはメルセデスのイメージで見られているんですが…。

2002ターボは市販ターボ車の先駆けとして有名ですが,前を走っている車が後ろから迫ってくる2002ターボをミラーで見た時に読めるようにと,フロントスポイラーに貼られたturboの大きな文字が逆文字になっていたりと,遊び心も持ち合わせた,個性たっぷりの自動車メーカーでした。

メルセデスは以前はゆったりとした乗り味を大切にするメーカーで,大きなステアリングをいっぱい回さないと曲がりませんでしたし,シートのスプリングも柔らかめで,基本2速発進ですので小排気量車だと発進加速は軽より遅かったんですが,最近はまるでスポーツカーのような味付けに変わりました。

しかし,BMWは昔からスポーツセダンを得意とするメーカーで,今でもその姿勢をずっと保っています。

元々エンジン屋でしたから,気持ちの良いエンジンの作り方も心得てますので,乗れば「駆け抜ける歓び」という宣伝が真実であることを実感できます。

BMWのエンジンで有名なのは「シルキーシックス」と呼ばれる絹のように滑らかな回転を身上とする6気筒エンジンですが,実は4気筒エンジンもそうとう気持ちが良いエンジンで,フロントの軽い4気筒エンジンをあえて選ぶのも「あり」だなと思います。

BMWがFRにこだわるのも「駆け抜ける歓び」を実現するためです。

アルファロメオは,フィアットの子会社になった時に,フィアット車との共通化によってFFになってしまいましたが,BMWはずっとFRを貫いています。(MINIはBMW製のFFですがBMWを名乗らせていません。そこもこだわりですね。)

FFでも面白い車はたくさんありますが,やっぱりFRの面白さは別次元です。

BMWのフロントミッドシップによる前後重量配分50:50のFR車のハンドリングは,乗ったことのある人ならその面白さが分かると思います。

FFの場合は,オーバースピードでコーナーに突っ込んだ時に,怖くてアクセルを緩めるとタックインの状態になってフロントが内側に切れ込んでリヤが流れる現象が起こります。

FF乗りはこれを利用してリヤを流しながらもの凄いスピードで峠道を走るのですが,実はあんまり気持ちの良いものではないんです。

安定させるためには,怖いのにアクセルを踏まなければならないんですから,精神衛生上良くないのは明白ですよね。

FRの場合は,FFとは逆に,アクセルを踏むとリヤが流れてオーバーステアになりますので,その後上手にアクセルを緩めてあげれば良い訳で,アクセルコントロールとカウンターステアで気持ち良ーく「駆け抜ける」ことができるんです。

そこまで攻める走りはしないまでも,重いクイックなステアリングを左右に切りながらワインディングロードを走ると,まるでスポーツをしている時のように走りに集中できて,走りそのものが楽しくて,このままずっと乗っていたいと思える車…こんな車は他にはなかなかありません。

BMWは2002の頃からそんな車でしたが,最近のBMWも同じスピリットを感じることができます。

…で,ちょっと古いBMWを足に使おうと思う時に,ちょうど良いのがE90です。

前述のワインディングロードを楽しく走るのに,日本の道路事情では3シリーズの大きさがちょうど良いんですよ。

E90なら,まだまだ程度の良い車を探せますし,ガンガン使えます。

→見つけました!

なんと,ガレージ保管のワンオーナー車で走行距離7,500Km!毎年ディーラー整備という素晴らしい車を発見しました!(ワォ!)

これぞ中古車の醍醐味!って感じの車両です。

ブラックグリルは韓国製の安いやつじゃなくて純正品を入れました!

ガンメタのホイールが,ブラックサファイアのボディにマッチして,とってもカッコEです!

もちろんガリ傷などありません。(こちらはスタッドレスですが,夏タイヤはノーマルホイール付です。)

シフトはDから左に倒すとSになり,そこからマニュアル操作をすることができる,使いやすい設定になっています。

BMWは他のほとんどのメーカーとは異なり,押してシフトダウン,引いてシフトアップとなります。

実はこれがほとんどの人の感覚に合っていて,慣れるととっても自然で,操作し易いです。

(確かフィアットが同じだったでしょうか?)

1万キロも走っていない車ですので,足回りなど新車のようにビシッとしています。

E46に比べるとちょっと硬い足ですが,BMWらしいというか,硬さが全く不快ではありません。

むしろ,前述のFRの走りの楽しさを味わうのにちょうど良いセッティングです。

黒は傷が目立つ色ですが,気になるような傷も凹みも飛び石傷さえありません。

もちろん,バンパー四隅も無傷です。うーん,美しい!

E46の記事にも書きましたが,BMWのエアコンはとっても快適で優秀です。

吹き出し口の間にある青と赤の切り替えダイヤル!これがミソです。

赤の方にしておくと,オートエアコンと連動して温風が出ますが,青の方にすると,足元から出る温風とは独立して冷風を出すことができるんです。

これによって,頭寒足熱を実現できます!

国産車のオートエアコンだと,顔が暑くなってきちゃって,かと言って設定温度を下げると寒くなっちゃうしで,せっかくのオートエアコンなのに窓開けたりするようになってしまいますが,BMWのエアコンは快適快適!ほんと素晴らしいです!

距離が距離ですので,ステアリングの擦れなども一切ありません。

まだ新車の香りがします!

後期のふたこぶらくだはカッコ悪いと思うのは私だけではないと思います。

すっきりしたインパネの前期をあえて探している方も多いのでは?

この車は,キー毎に最後の設定を記憶してくれて,キーを挿すと,オーディオ,空調,ドアミラーの設定などをそのキーを使って乗った最後の設定に戻してくれます。

家族で乗る人にはとっても便利ですね。

(電動シートの設定は2人分のメモリー機能があります。)

このキーは充電式で,挿して走行すると充電されます。

鍵と電池の絵の警告灯が点いた時は,キーのバッテリーが減ってきている表示ですので,キーを挿して走行すればOKです。

充電されると警告灯は消えます。

ずっと使わないと自然放電してしまうので,普段使わない方のキーも時々使ってあげてください。

同じE90前期でもシルバーなんかだと古びて見えるんですが,ブラックサファイアだと全然古く見えません。

どうですか?

カッコ良いでしょ?

乗ると,うーん良い車だなぁ…としみじみと思います。

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